岩手地熱株式会社が新エネ大賞を受賞
松尾八幡平地熱発電所(定格発電量7,499kW)は岩手県八幡平市にあり、岩手地熱(株)が2019年1月から運転しています。当社は岩手地熱(株)に出資しており、同発電所の調査段階から関わり、建設時には生産井4本、還元井2本の掘削工事、地質調査、検層作業、蒸気・熱水分析などを実施しました。また、発電所建設後もメンテナンスに関わり、発電出力の維持向上に貢献しております。
本年1月、岩手地熱(株)は一般財団法人新エネルギー財団から「新エネ大賞・新エネルギー財団会長賞」を受賞しました。この「新エネ大賞」とは、新エネルギーの一層の導入促進と普及及び啓発を図るため、新エネルギーに係る商品及び新エネルギーの導入等について優れた案件が表彰されるものです。今回の受賞では、松尾八幡平地熱発電所の運転が、日本国内における地熱発電容量の拡大に貢献するものとして評価されました。国内で地熱開発事業が活況を呈す中、当社は同発電所建設の成功経験を活かし、今後も新規地熱地域の開発と発電所建設に尽力して参ります。
【新エネ大賞のエンブレム】